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『 Athletic信仰』

僕には独自のAthletic信仰があります。中には医師に相談や助言を受けたものもありますが、多くは自らの体験を元にしています。

先ず始めに、インドのヨガ的思考から云えば人間は飲食したものが体内に入り消化され、身体に必要な養分は吸収され血となり肉となります。身体に悪いものや余分な養分は排泄されて行きます。要するに必要なものは身体に取り込まれ、余分で悪いものは臓器が濾過してくれるので正常に臓器が働いてくれる限り良い血液が身体を循環し、我々の健康を維持してくれ、不老不死と云う事になるはずなのです。

云うまでもなく飲食物は人間にとって生きて行く為の最も必要な養分です。少年時代には少し食べ過ぎても悪いものは排泄されどんどん養分だけを身体が吸収し成長して行きます。成長期を過ぎた辺りから身体は完成期に入ります。丁度学生から社会人に移行して行く時期でもあります。そこら辺りからたどる道により生活環境の変化から健康状態も変わって行く分岐点になります。

社会人になれば若さ故、健康など顧みることなくみんな仕事に夢中で4〜5年が過ぎて行きます。少し余裕が出来た頃に身体の変化に気付きます。30代にして既にメタボも最近ではさほどビックリすることではないのです。周囲が同じであれば不思議と特別なこととは思わなくなるのでしょう。あいつ食べ過ぎで通風になったんだってさ。でも、薬を飲めば何てことないらしいよ。とか、運動選手でも糖尿でインスリンを使いながら活躍してるもんな。現代は良い薬があるからね。で済ませてしまって良いのかは疑問です。
病気と云うからにはそんな単純な問題ではない事をお伝えします。

かく言う僕も“食いしん坊”が祟り、自分は十分な運動もしているし。が、災いして60歳を持って通風になりました。通風とは無酸素運動に肥満が重なると尿酸が増え、健康であれば自然に排泄されるべき余分な尿酸が機能に問題が生じ排泄されなくなり体内に溜まり起る病気なのです。

そこで早速僕の取りかかったことが食習慣の改善と運動量の増加でした。
食は肉食を減らし、魚や野菜を主にし、その全体量を減らすことでした。日に日に体重が落ち、それに伴い数値も目に見えるほどに改善して行きました。そうなると面白くなりいつの間にか薬の量(尿酸値を下げる薬は終生飲み続ける)を減らす迄に改善出来たのです。

増加した運動とは、空手の練習を顧みますと費やす時間は2時間であっても実働は90分程なのです。それも無酸素運動が主です。疲労度は確かに高いのですが、体脂肪の燃焼に
必要な有酸素運動にはなって居らず体力やスタミナのアップと筋肉の強化だけだったのです。その時の選択ですが、今迄数十年を費やし、得たものを保ちながらその上、更に無酸素運動を追加すると云う事です。60歳を越えた歳にはかなり難儀な選択でした。そこで唯一犠牲にしたのがサウナで、他力でかいていた汗を自力の汗に切り替えたことです。

現在も指導以外に自分の練習も週3回は欠かしません。有酸素運動に限っては週末も60分以上行います。それもこれも食べたいが為の手段なのです。単純に運動で10足しておけば食べ物で7引いてもプラマイ 3と云うことです。

肉を食べた時にはそれに見合う量の野菜を食べる。食べて足し、運動して引き、汗をかき、水分を多く補給し、体内の余分なものを排泄する作業を繰り返すことで得られる壮快感は格別なものです。常に身体に良い事をしている感、それだけで自信が持てるのです。

痛風にかかる以前から自分としては健康には十分気遣って来たつもりでしたが食と云う欲に負けていたのです。更に66歳を持って胆石に見舞われました。痛風、胆石とどこかに因果関係があるのか、その二つの病は運動家に比較的多いのです。過激な運動には十分な栄養と云う概念が招く病ではないかと今思っております。昭和も初期ならばいざ知らず現代では栄養過多で病気になっても不足でなる人は探してもなかなかいません。身体が弱ったら栄養補給の考えは変えるべきなのです。飲酒同様、食べ物も過ぎてはならないのです。胆石の手術は軽くても病に見舞われたことは僕にとっては大ショックでした。

それに、僕が今もなお信仰するのが太陽です。何処かのヒーローではないのですが太陽エレルギーを吸収することにより力を得られると云うものです。真冬でもお天気であれば即、日光浴を楽しみます。日焼けした肌に元気を感じる信仰です。ゴルフの楽しみは日光を浴びる目的もふくまれます。今の太陽光線はどうとか、皮膚ガンがどうのと云われていてもなお太陽の信仰は捨て切れないのです。

これ等のAthletic信仰は妄信かも知れませんが自分が心地よく安心出来ればそれで良いのではないでしょうか。この正月の休みもジョギングと柔軟体操に軽いウエイトは毎日欠かしませんでした。これが僕の信仰なのです。今年も又健康フェチで過ごすつもりです。
皆様も過ぎた食欲や飲酒の免罪符を見付けてそれを信仰することをお進めします。

‘10年 正月

一風



 
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