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『 行住坐臥 』

上の漢字とその意味は昨今見聞きする事はほとんどありません。皆様はご存知でしょうか、意味は字の通り“行き、止まり座り、横になる”と云うことです。すなわち日常の生活習慣を指します。武術でその言葉が使われる時は往々にして鍛錬を習慣化する意味に使われます。僕が以前から感じていることですが、かなり修練を積んだ空手家のエンピ(=猿臂 肘)も畳やさんのそれには叶いません。空手家がその部位を鍛錬しても畳屋さんの日常的作業の十分の一にも及ばないでしょう。それに材木屋さんの肩の瘤も同様、当たり稽古を積んでいるお相撲さんもそれには勝てません。それを見ても如何に武道において行住坐臥が必要かが判ります。僕が勤務しております会社の事務所はビルの五階にあり、僕は毎日毎度エレベーターは使わずに階段を上り下りしております。少しでも行住坐臥を意識するからです。通風と診断されてから車での通勤を止め電車を使っており、それも乗っている間中爪先立ちを訳半年間続けましたが、人が奇異な眼で見る為にそれに負け、挫折してしまいました。そんな事で止めるとは我ながらまだまだと感じております。70才を越えた老人が畑で器用に鍬を扱います。我々がそれをすれば三十分と続けられず疲れ果てるはずですが、お百姓さんはそれを生業とし、歩き、止まり座るのと同じなのでしょう。 僕は当たり前の右利きです。左が右に比べ弱いと思い出来るだけ左を使い部位鍛錬も左を重視して来ましたが筋肉は右以上に発達して来たもののその運動能力はそれでも右に劣ります。きっと脳の指令が右に及ばないからではないでしょうか。何れにしろ武術の鍛錬においての“行住坐臥”は忘れてはならない鍛錬法であると思います。

2009年11月13日

塾長 成嶋弘毅



 
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