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『日本のアニメのありかた』

今月(11月)18日に発売の新潮45=12月号に、僕のコメントが掲載されました。内容はアニメ界の現状と国内におけるメディアのアニメへの評価を大嘘と罵り、その実情や、海外(ヨーロッパ&北アメリカ)での実際の日本アニメ事情を語ったのですが、それはかなり悲観的な表現になっております。日本アニメが国内外で騒がれ始めて久しいのですが、何も以前以上にはならず、かえって期待を裏切る結果をもたらせているのは、表面に表れている制作会社の倒産や身売りの現状を見れば誰でも察知出来る筈ではないでしょうか。僕のあのメッセージは特に媒体、制作会社とそのバックボーン足るべきオーナーへの警鐘なのです。アニメ製作会社が伸びたのは何故か、いま何故不調なのか。ものつくりとは、数字を設定し、それに向けての制作である前に、先ずは見る人間が納得し、喜んで受け入れてもらえるものでなければならないのです。いかに収益を上げるかを先行させ、それに向けてのもの作りではないのです。事実、僕の30余年の竜の子での活動で制作に予算、スケジュール等で頭を悩ませられた作品ほどその結果が良かったことがそれを物語っているのではないでしょうか。云うまでもなく、守るべき常識的な約束事を果たした上のこととしても、頭っからがんじがらめの抑圧を受けて良いソフトは求められないのです。投資家は当然としても、制作会社までも同じ思考であってはならないのです。以前実写映画で『新幹線を作った男達』と云う作品がありましたが、もの作りの真理を見せてくれました。もし、あの方法なしに、我々に今日の新幹線は存在しなかったでしょう。さらに、八方ふさがりの時こそプロデューサーは夢を創造し、それを制作し、二次的、又三次的に結果として数字に表れるべき商品がアニメではないでしょうか。不況や夢の絶えたいまこそアニメは必用なのです。それがプロデューサーのしごとではないでしょうか。力強いプロデューサー(制作会社)さえ存在すれば日本のアニメは不滅です。だからこそ今、生き抜いて欲しいのです。“つぶれてしまえ”の裏の言葉です。

2010年11月29日

成嶋弘毅



 
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