葉隠流 宗家葉隠塾空手道葉隠塾

葉隠塾 道場案内
  道場訓
理念
歴史
選手紹介
動画
練習、スケジュール、料金
Joining Our KARATE school
お知らせと広報
塾長紹介
  塾長紹介
武士道
出版本
コラム
空手道教範と思想
一門会
  一門会



『心に置きたい教え』

子供時代の事はすっかり忘れ棚に上げ、自分は以前から話の分かる人間であったかのような事を歳を重ねると言い出すのも言わば人としての成長の一つかも知れません。親からの小言に対して反発し、それだけ子供に期待するならば親自身はどうなんだ。と思い、思っただけではなくそれを親にぶつけたことのある人は数え切れない数だと思いますが、間違いでしょうか。かく言う僕もそれをぶつけて恥じない時代がありました。その時に即座に親から帰って来た言葉にその後感謝し教えられた事を思い出します。それは“親、親足らずとも子は子足れ”と言うものでした。当時の僕は当然それを親の都合の良い独善であり言い訳と思って恥じなかったのです。然し、今にして考えればそれこそ全くの正論なのです。例え親がどうであれ、子供は子供としてなすべきことをなして何が悪いか。なのです。
それが社会に出れば人であれば恩師上司に変わり、組織に成ったとしても応用の出来る教えでもあるのです。対象がどうであれ自分自身が恥じないことを行えば良く、自分の能力を信じその自分に頼る考えを持つ事こそ独立自尊と言うのです。人の志しに上下の差を付けられないようにその人の持った能力の限界を己の分と弁え、その範囲で己を信頼することこそがそれです。さすれば思い上がることも押さえられ客観的に己を観ることも可能になるのです。人は人、自分は所詮自分なのですから。

“親、親足らずとも子は子足れ”はすべてに通じる教えと、心において欲しいのです。更に、その裏に“子、子足らずとも親親たれ”と言う逆説も忘れてはなりません。立場は変わり行くからです。

 

2010年8月4日

一風



 
(C)Copyright yoin-juku All rights reserved.
葉隠流 宗家葉隠塾  空手道 葉隠塾