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『私設.法の番人-正義の使者』

空手家と言うことで運動とか肉体的な能力に僕はいささか自信のようなものを持っていたのですが、道場での指導や稽古を分析して見ますと一. 二時間では思ったほどの運動量にはなっていないことに気付き、日常生活の中での運動を心掛け、先ず車の利用量を減らして出来る限り公共の交通機関を利用。主に足での移動を心掛けております中、今まであまり見聞きしなかった電車内でのあらゆる出来事に遭遇します。

その中でも携帯電話の使用に関するトラブルは一番目立ちます。ある日、優先席に座っておられた初老の夫人が、隣席の女子高校生に『あなた、その携帯やめて頂けない。わたし心臓にペースメーカーが入っているの』それを聞くとすぐにその女子高校生は携帯の使用を中止し、夫人に謝りました。それでも気が済まなかったのでしょう、夫人はさらに叱咤を止めようとはせず、とうとう女子高校生はいたたまれずに次の駅で下車して行きました。優先席に、それも若い女子高校生が堂々と座り、そのうえ普段うちでも小言の対象になる若者の携帯電話使用に我慢ならならっなかったのかも知れませんが、女子高校生も当然悪気はなく、通話ではないメールであれば他人に迷惑を及ぼさないと判断しての使用だったかも知れません。

そこで僕の頭に何時も浮かぶ疑問は、もし携帯の電磁波がそれほど機器に悪影響を及ぼすのであれば危険なことです。野放しにはできません。法的に規制されるべきではないでしょうか。優先席の使用もその中の一つです。現状では常識による判断できめるだけです。現代のように自由奔放がまかり通る世の中では常識による判断ではなく、法律で規制しない限りトラブルのもとにもなり兼ねません。それに便乗して普段の鬱憤をはらす連中すら見受けられるからです。

実は、ほとんどの人間が中途半端に車内での携帯使用が禁止されている事を知っております。そこで正義の使者が登場する訳ですが、親や教師、勤務先の上司や国家権力による苦情や忠告は別として、一般的に人間は直接関りない人間からの干渉には素直に従えないところがあります。それもまた正義の使者の如く振る舞われればまず“無理”です。『あんたに言われる覚えはない』です。
これもごく最近のお話ですが車中で初老の紳士が若者に追われながら空いている席に付きました。それを追う若者が『お前、今何をやった。携帯使ったな。そんな事が許されると思うのか』と鬼の首をとったかのように詰め寄るのです。モラルを犯した紳士には負い目があり、それを追う若者は正義の使者と言う強い立場でしたが、果たして正義があれば若者に年長者を追い詰め裁く権利があるのでしょうか。当然“否”ですが、暴力を振わない限りこれもまた罰することは出来ません。ところが、負い目のある方とそれを追い詰める両方が血の気の多い人間であればこれは間違いなく喧嘩沙汰に発展することでしょう。何処の世界にもある小さくも大きな事件に発展する可能性のある問題です。ことほど左様に現代はおのれの一分は何か、わきまえない人間が増えたと言うことです。

一度僕は運転中の携帯電話使用が禁止されている事を知らず、違反のチケットを切られたことがあります。それは罰金だけではなく免許証-更新時の講習の義務までが課されました。このようにハッキリと課されるペナルティーであれば“私設-正義の使者”の出る幕はなくなりトラブルも減るのではないでしょうか。兎に角電磁波の悪影響が確かなものであるならば一日も早く行政でその使用方法を規制すべきだと思いますが皆様はどう思われますか。

2009年2月27日



 
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