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写真提供: Rumiko T. Cearley



『妻をめとらば』

作詞 与謝野鉄幹 作曲者不詳

皆さんの中に上の詞をご存じの方いらっしゃいますか。歌詞を美しいと感じるでしょうか。今は使われることもない表現がありますが、美しいと感じたなら諳んじて下さい。何となく意味も分って来る筈です。詞はそれぞれの感覚で捉えるもの。注釈は不要ですが、道案内に下に私の解釈を載せて見ました:-

1-
『嫁をとるなら頭が良く、美しく優しい人が良い。友達を選ぶならば本を読み向学心豊かで義侠心と情熱溢れる男が良い』と言う意味ですが、今の世には通用しないのでしょうか。そうは思いたくないのですが。

2-
『自分には詩人のような才も情熱もないかも知れないけど、わびさびを謳う芭蕉を好きとは思えない』これは好みの問題ですが、芭蕉には華やいだところがないからでしょうか。この詞は与謝野鉄幹氏が青春期に詠んだものであればやはり華がなくてはなりません。春には華です。 

3-
『大声で唱えれば人は酔っていると言うだろうが、この自分の願望を君以外の誰が判るものか』君(思い人)に理解されていたい思いなのでしょう。  

4-
『実に青春に燃えることも出来ぬ答のないこの苦悩。もの言わぬ君の微笑みは、残る想の切なさか』むせるほどの狂おしさを感じます。

5-
『今、青春は過ぎ行て行く。春の夕暮れはあっと言う間に訪れる。庭園での宴の
花の敷物を足音もたてず舞い去って行くようなものだ』貴方の青春もそうだったのではないでしょうか。

何となく幼少期からこの詞の美しさに惹かれるものを感じておりましたので、今回紹介致しました。

2008年8月末日



 
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