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『実の矜持とは』

誇りと自惚れは紙一重なのです。あまり誇りを人前でオンパレードすると思い上がりを感じさせます。さもなくても人は嫌味に感じるでしょう。これもまた刀と同じ、研ぎすまして鞘に納め抜かずに置く。それです。若者の多くは当初は自信もなく、おずおずとしていても、いくつかクリヤーして来る度に実はその都度ホッとしながらもそれを自信に換えて行くのです。それ自体悪いことではないのですが、まだおずおずとしている者達に如何に自分はそれをクリヤーして来たかを聞かせたくなり、それが誇りに成長するまでは良いのですが、それを超えクリヤーし切れていない者をさげすみ、自慢するようになってはすたってしまうのです。人は残酷で意地悪です。思い上がったり、得々とした態度を許しません。マスコミがその良い例でしょう。調子に乗った人間を更に持ち上げ有頂天まで行き着いたところで胴上げの手を引き、受け止めずにたたき落とすのです。我々が何度も見せられた光景です。武士道はそれを嫌い思い上げりを許さず、代わりに矜持と云う意識を持たせました。それは思い上がりに変化出来ない誇りなのです。何故ならばびくつき、おどおどした自分を隠し、運良く手にした結果を自慢するのではなく、堂々と振る舞った結果得る誇りでなければ矜持とはならないのです。下司な例えですが、街で喧嘩を売られ失禁するかと思うほど恐怖し、幸運に相手が何もせずに去った事実を“俺は撃退した”と自慢出来ますか。仕事上でも同様なことは常に起っている筈です。びくついても良いじゃありませんか。ヒヤヒヤしても当たり前です。それを乗り越え矜持を持てるようになればいずれ堂々と、ものを処理出来るようになるのです。やったー!ラッキィーにはその裏付けがなければ宝くじに当たったに過ぎず、何度も訪れる幸運ではないのです。自分はともかく人は他人の思い上がりや自慢は許しません。決して忘れてはならないことです。

 

 

2010年10月13日

一風

 

 
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