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『愛おしいバカ 』

我々の多くは言い訳や正当化は他人にするものと思っています。それが気付くと自分に嘘を付いたり正当化したり。言い訳をしていることに気付いた覚えはありませんか。事の後で困らない布石を自分にも打つのです。何かをするのに理由を用意する習慣は子供の頃から身に付いた護身術です。嫌な性ですがそれもまた人間です。思ったことやしたい事を純粋に打ち出すことを躊躇するなんて恥ずかしい行為だと思うのですが孤独に耐え、絶海の孤島で独り暮らすのであればそれも良いでしょうが、人間はそれほど強くありません。人から理解されなければ寂しく辛い思いが待っていると恐怖し、疎外感、孤独感に苛まれる(さいなまれる)のも人間なのです。

前置きが長くなりましたが、我々は多かれ少なかれ前述の感覚の下に社会生活を営んでいるように思えます。そこで今回紹介するのは一般の社会生活ではなく、判り易い『武道を志す心』です。君は何故格闘技をやるの。戦う意味は何。こんなに辛く激しい鍛練をして何の為に強くなるの。以上の質問は他人からだけではなく自分の内部にもある思いではないでしょうか。その疑問を持った事のない格闘技の修行者はいないかも知れません。その疑問に答えようと思えば如何にもなるほどと思わせる言葉は見付からなくはありません。しかし、自分で云っておきながら真実それを信じているでしょうか。”否”答の見付からない人間の方が圧倒的に多い筈です。僕は見付かりませんでした。

”空手バカ一代”のテーマソングの出だしに:ー

男が命かけた拳
一撃必殺 うなってとぶが

と云う文句がありますが、それが空手道へ誘われる切っ掛けとなった方も多いと思います。それこそ文句なしに男が命かけた拳に惚れ、一撃必殺に命を託したのです。試合中に倒され、起き上がって行けば致命傷を受けるかも知れない。けれど“行く”のは何故。頭痛に悩まされ目眩に襲われながらもそれを続ける理由は、理屈ではなく夢に命を託しているからです。強い相手に挑み、倒されながらも立ち向かって行く強い自分を確認する事が喜びなのです。そこにはどのような恐怖も存在しません。“何故”“どうして”への答は理屈抜きで『男の本能が誘うから』です。富み、名声以外に男には命をかけるものが必要なのです。正に “愛おしいバカなのです。”

 

2010年1月29日

一風

 

 
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